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The Old Superstition/June 28, 2011, 7:05 AM

The Old Superstition 古き迷信

I picked up a copy of Lionel Robbins’s 1934 book The Great Depression in a used book shop in Norwich. It’s quite revealing: judicious in tone, full of tables and facts, clearly meant to be seen as the work of a wise observer – indeed, a Very Serious Person.
私はノリッジの古本屋で、1934年に出版されたライオネル・ロビンズ著『大恐慌』を手に取った。それは非常に啓発的なものである:思慮分別があるような調子で、図表や事実がいっぱいで、明らかに賢明な観察者―そう、「非常に真面目な人々」だ―による作品として見られることを意図している。

And utterly, utterly wrongheaded
そして、本当に、本当に間違っている

“The first essential of any recovery from the position in which the world now finds itself is a return of business confidence,” declares Robbins. “But how is confidence to be restored?” He comes out against expansionary monetary policy, even to reverse the deflation of 1929-33 – he doesn’t really have any logical explanation, but having decided that the problem is “confidence”, he declares that monetary expansion would create “uncertainty” and therefore hurt confidence. He condemns exchange rate flexibility, again because it creates uncertainty and undermines confidence.
ロビンズは「世界が今ある状況からどうにか復活するためにまず重要なことは、ビジネスの信頼を回復することだ」と宣言する。「だが、どうやったら信頼を回復できるのか?」 彼は1923-33年の間のデフレを逆転させるためですら、拡張的な金融政策に反対すると公言する―そして、彼はまったく論理的な説明をせずに、問題は「信頼」にあると決め付けて、金融緩和が「不確実性」を生み、それゆえに信頼を傷つけると宣言する。彼は為替相場の変動性を非難する。なぜなら、再び、それは不確実性を生み、信頼を傷つけるからだ。

And after surveying the wreckage all around him, he declares that the cause of the depression was excessive government intervention, and the remedy, the thing needed to restore that all-essential confidence was … drum roll .. a return to the gold standard.
彼は周囲の残骸を調べた後で、恐慌の原因は過剰な政府の介入のためであると宣言する。そしてその治療法は、全てに不可欠の信頼を回復するために必要なことは…ドラムロール…金本位制への復帰だ。

You can sort of see how this kind of policy analysis based on superstition might have seemed plausible in 1934, although even pre-General Theory Keynes could have explained just how wrong Robbins was (and did). But one would have hoped that we were past this sort of thing today.
いったいどうすれば、迷信に基づいたこんな種の政策分析が1934年にはもっともらしいものだったかもしれないと分かってもらえるだろう。「一般理論」以前のケインズですら、ロビンズがどれほど間違っているか説明できた(そして、事実そうした)のだから。でも、今日なら、こんな種のことは過去のことだと期待しても良さそうなものだが。

The point, of course, is that we aren’t. The new BIS report is very much in the same vein as Robbins 1934, with much less excuse. Robbins suffered from the lack of a framework to make sense of events; the BIS, like so many economists, faced with exactly the economic syndrome Keynes analyzed, and for that matter even Milton Friedman would have seen as demanding strong action, has chosen to ignore that framework and play monetary Calvinball instead.
もちろん、重要なのは、現在の我々がそうじゃないということだ。国際決済銀行(以下、BIS)の新たな報告書は、1934年のロビンズの著作とまったく同様のものであり、説明はさらに少なくなっている。ロビンズは出来事を理解するためのフレームワークが欠如していることに悩んでいた。BISの報告書は、非常に多くの経済学者と同じように、ケインズが分析した経済の病状、さらに言えば、ミルトン・フリードマンですら強い行動を必要とするものと見なしたであろう病状にまさに直面しているというのに、そのフレームワークを無視することを選んで、代わりに金融の「ルールなきゲーム」をもてあそんでいる

I was originally going to end this post by saying something about stupidity, but that’s not right: the people at the BIS aren’t stupid. What’s going on here is something different and worse: we’re seeing the desire for conventional respectability outweighing the lessons of history; we’re seeing vague prejudice (prejudice that just so happens to serve the interests of rentiers) trumping analysis.
私は、元々、このポストを何らかの愚かさについて述べることで終わるつもりだった。だが、それは正しくない。BISの人々は愚かではない。ここで起こっていることはそれとは違って、さらに悪いものだ。我々が見ているものは、伝統的に尊敬すべきとされてきた人物でありたいという願望が、歴史の教訓よりも重きを置かれているということである。我々が見ているものは、曖昧な偏見(たまたまちょうど利子生活者にとって都合のいい偏見)が分析を打ち負かしているということである。

History will not forgive these people.
歴史はこういった人々を許さないだろう。
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