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Woodford on Monetary and Fiscal Policy/June 20, 2011, 9:16 AM

Woodford on Monetary and Fiscal Policy 金融及び財政政策に関してのウッドフォード

One question I’ve been asked a lot is why I spent 2009 campaigning for fiscal expansion rather than monetary expansion. Well, at the Keynes conference this morning Mike Woodford gave an overview of policy options when you’re up against the zero lower bound that in some ways expressed better than I’ve managed to what I was thinking at the time.
私がよく尋ねられる質問の一つが、なぜ、2009年に金融政策の拡張よりも財政政策の拡張を推奨していたのかということだ。うん、今朝のケインズ会議において、マイク・ウッドフォードが、ゼロ下限金利に直面している時における、政策の選択肢についての概観図を提示したが、それは、私がその時に考えていたことを、私自身が表現するよりも、ある意味ではもっとよく表現してくれるものだ。

First, Mike argued that monetary expansion once you’re at the ZLB mainly works, if it does, through affecting expectations. If people don’t perceive the expansion as representing a change in policy that will persist even after the economy has recovered, even big changes in the monetary base have hardly any effect. Mike had a chart of Japan 2000-2008 that I’ve crudely reproduced:
まず、いったんほぼゼロ下限金利に直面すると、金融政策は、作用するとしても、期待に影響を与えることを通して作用する。もし、人々がその拡張を、経済が回復した後ですら持続する政策の変化を示すものとして受け取らないなら、たとえ大きなマネタリー・ベースの変化であれ、ほとんど影響を与えることはできない。マイクは2000-2008年における日本についてのチャートを提示しているが、私がそのまま再現する:

062011krugman2-blog480.jpg

Note both that Japan reversed much of the initial expansion in the monetary base, confirming the expectations of those who might have regarded that expansion as temporary – and Japan did this even though deflation continued! Note also that nominal GDP never moved at all despite the huge amount of money “printed”.
日本は、その初期のマネタリー・ベース拡張のほとんどを逆転させ、その拡張を一時的なものと見做していたであろう人々の予想を確信に変えることになった―そして、日本がそれを行った時には、デフレが続いていた! 巨額の貨幣が「刷られた」にもかかわらず、名目GDPは、まったく動かなかったことも付け加えておく。

So why is a fiscal response any better? Mike argued:
そして、なぜ財政的な対応はもっと良いものになりえるのか? マイクは論じる:

1. A fiscal response to a severe slump doesn’t require committing yourself to changes once the storm has passed; it “only requires unusual action while the situation remains grave.”
2. Fiscal policy is “not wholly dependent on expectations changing for its effect (more robust to alternative models of expectations)”
1. 深刻な景気後退への財政的な対応には、嵐が過ぎ去れば、政策を変更するとコミットする必要はない。それは、「状況が深刻である間、普通でない行動が必要なだけだ。」
2. 財政政策は、「その効果の発現に関して、期待の変化にまったく依存しない(代替の期待モデルではもっと頑強である)」。


That’s about what I was thinking in, say, January 2009. With the severe financial crisis still relatively recent, and many people still expecting a V-shaped recovery, it didn’t seem possible to persuade the Fed to commit to a permanent rise in the monetary base or a rise in the medium-run inflation target, nor did it seem possible to convince markets that there had been a long-run change in policy. The chances for persuading Congress to agree to a large temporary fiscal stimulus seemed much better.
これは、私が2009年の1月に考えていたことである。深刻な金融危機は比較的には最近のことであり、多くの人はV字回復を期待していたが、FRBがマネタリー・ベースの永続的な上昇にコミットすることや、中期的なインフレ・ターゲットを導入することを説得できる可能性があるとは考えられなかった。また、市場に長期的な政策の変化があると確信させることが可能だとも考えられなかった。議会に、一時的な巨額の財政刺激策に同意するように説得する可能性は、もっとありえそうに思えた。

But as it turned out, that didn’t happen either; we got an inadequate stimulus, and the failure of that stimulus to do more was then taken as proof that Keynesian policies don’t work – in part because the Obama administration insisted and continues to insist that the size of that stimulus was just right.
だが、後で分かったことだが、どちらも起こらなかった。我々が得たものは不十分な財政刺激策であり、もっと多くの刺激策を行うのに失敗したことが、ケインズ政策は作用しない証拠として受け取られることになった―部分的には、オバマ政権が、その財政刺激策の大きさは適度なものだと主張したし、今でも主張し続けているからだ。

So what was the right answer? I guess I’d say that if powerful political forces block any effective response to a crisis, there is no effective response to that crisis.
そこで、正しい答えとはなんだろうか? 私が思うのは、危機に対してあらゆる効果的な対応策を、政治的な権力が妨害するなら、その危機への効果的な対応策は存在しなくなるということである。
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