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Kicking the Eurocan/June 19, 2011, 5:42 AM

Kicking the Eurocan ユーロの缶蹴り

The reaction of European leaders and institutions to the Greek crisis is a sight to behold. Essentially, it boils down to the fact that default would be very inconvenient, both as a practical matter and in terms of prestige. Therefore default must not be considered a possibility, even though it has long been obvious that non-default is not an option.
ギリシアの危機に対するヨーロッパのリーダーや公共機関の対応は、注視して見守ることである。本質的に、それは、デフォルトが実際的な問題としても、威信の問題としても都合が悪いという事実に要約される。それゆえ、デフォルトはその可能性すら決して考慮されない。たとえ、長期的には、デフォルト無しですむ選択肢は存在しないことが明らかであったとしても。

So will they kick the can down the road once again? I don’t know. What I do know is that the costs of this strategy of delay are themselves badly misunderstood.
そして、彼らは再び先送りするのだろうか? 私には分からない。私が分かるのは、彼らがこの先延ばし戦略のコストを酷く誤解していることだ。

I keep seeing statements along the lines that delaying a full resolution of the Greek situation is costing hundreds of billions of euros, because estimates of the size of the needed financial rescue fund keep going up. But such calculations totally miss the point. The European Stabilization Fund isn’t a transfer program; it’s a credit line designed to provide liquidity to get past a temporary cash squeeze. Since that’s not the actual problem, the size of the fund is a measure of European delusion, not a bailout cost.
ギリシアの状況を全面的に解決することを先延ばしにすることにより、必要とされる財政的援助の資金の推定値が上昇し続けているため、そのコストは1000億ユーロもの額になるという趣旨の言説を、私は耳にし続けている。だが、そんな計算は、全体としてポイントがずれている。ヨーロッパ安定化基金は資金移転プログラムではない。それは、一時的な現金不足を乗り切れるように、流動性を供給することを計画された信用供与枠である。それが現実的な計画でなくなって以来、その基金のサイズは、資金援助にかかるコストではなく、ヨーロッパ人の幻想を測る手段になっている。

Nor is Greece like a Texas thrift in the 1980s, using deposit insurance plus deregulation to make ever bigger gambles, and thereby blowing up the eventual cost of the bailout.
また、1980年代におけるテキサスの貯蓄金融機関は、さらに大きいギャンブルをするために預金保険を使い、さらに規制緩和も加わることにより、結果としての救済融資のコストは膨れ上がったが、ギリシアはそうではない

So what are the real costs of kicking the can down the road? I’d say that you want to think of it two ways: the costs to Europe as a whole, including Greece, and the costs to Europe ex-Greece.
そこで、先延ばしすることの真のコストとは何なのか? 私は2つの場合に分けて考えるのがいいと思う。すなわち、ギリシアも含む、全体としてのヨーロッパのコストと、ギリシア以外のヨーロッパのコストだ。

For Europe including Greece, the costs of delay are the real costs to the Greek economy: delaying a realistic resolution of the debt problem means extending the period of high unemployment and depressed output. Add up the cumulating Greek output gap, and there’s one estimate of the true cost of delay.
ギリシアを含むヨーロッパにとって、先送りのコストは、ギリシア経済が実際に被るコストのことである。借金問題の現実的な解決策を先送りすることは、失業率が高く、生産の落ち込んでいる期間が拡大することを意味する。ギリシアのその生産ギャップを足し合わせれば、先延ばしによって生じる真のコストの推計値が得られる。

For Europe ex-Greece, the costs of delay are whatever that delay does to reduce the amount that Greece will eventually pay its creditor. I think there’s a good case to be made that at this point demands for even more austerity are counterproductive, even in terms of creditors’ interests: the Greek economy is suffering long-term damage, the Greek political scene is being radicalized, and the chances of Greece just telling its creditors to take a hike while it devalues the new drachma are rising.
ギリシアを除いたヨーロッパにとっては、先延ばしのコストは、それによってギリシアが結果として債権国に返済する額が、どれだけ減少するかに拠っている。私は、この点において、さらに財政緊縮策を要求することは、債権者の利益から見たとしても、逆効果であると言うことができるのではないかと思っている。つまり、ギリシア経済は長期間の損害を被るっているし、ギリシアの政治状況は尖鋭化しつつあるので、ギリシアが債権国に別れを告げて、新しいドラクマに切り下げる可能性が高まっている。

In any case, what you have to ask now is what Europe is waiting for. Why will six months more of credit lines and suffering make the situation any better?
いずれの場合であれ、今、問われなければならないのは、ヨーロッパが何を待っているのかということだ。なぜ、6ヶ月間のさらなる信用供与と苦しみが、この状況を少しでも良くすると言うのか?



翻訳の感想:kick the can down the roadは、先延ばしにするという意味。
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