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The Rentier Regime/June 6, 2011, 1:19 PM

The Rentier Regime 利子生活者の治世

Bob Kuttner has a very good column (pdf) in The American Prospect about “debt politics.” Let me elaborate a bit.
ボブ・カットナーがアメリカン・プロスペクト誌で、「借金の政治学」について素晴らしいコラムを書いている。ちょっと私に説明させてほしい。

If you look at the economic policy demands coming from the right in the face of our current slump, they seem remarkably insensitive to the fact that we are indeed in a slump. Early on, some conservatives called for the use of monetary rather than fiscal policy to stimulate the economy ― and you had the likes of Greg Mankiw and Ken Rogoff calling for a period of above-normal inflation. But they were shouted down, and these days the right demands not just fiscal austerity (albeit without any rise in taxes), but hard money too. Modern monetarists like Scott Sumner find themselves without a political home.
現在の経済的苦境に直面して、右派から来る経済政策の要求を見れば、我々が実際に苦境にいるという事実に、彼らが驚くほど鈍感なことが分かるだろう。初めのころには、経済を刺激するのに財政政策よりも金融政策を要求する保守派の人々がいた―そしてグレッグ・マンキューやケン・ロゴフらのような、一定期間の平常時よりも高いインフレを要求する人々もいた。だが彼らは沈黙してしまった。最近、右派は財政厳格主義(あらゆる増税には反対するが)だけではなく、ハードマネー主義も要求している。スコット・サムナーのような現代のマネタリストは、政治的ふるさとを失ってしまった。

What explains this opposition to any and all attempts to mitigate the economic disaster? I can think of a number of causes, but Kuttner makes a very good point: everything we’re seeing makes sense if you think of the right as representing the interests of rentiers, of creditors who have claims from the past ― bonds, loans, cash ― as opposed to people actually trying to make a living through producing stuff. Deflation is hell for workers and business owners, but it’s heaven for creditors.
なにが、彼らをして経済的災厄を和らげるためのいかなる試みにも反対させるのか? 私にはたくさんの原因が思い浮かぶが、カットナーはとてもよい点をついている。つまり右派が利子生活者、過去からの債権―国債、貸付、現金―を持つ債権者の利益を代表して、実際の生産活動を通して生計を得ようとしている人々に敵対しようとしていると考えれば、全てつじつまが合う。デフレは労働者や企業家にとっては地獄だが、債権者には天国である。

I don’t mean to suggest that it’s all cynical; my experience is that there are relatively few people who consciously keep a secret set of intellectual books, who preach Neanderthal goldbuggism because it’s in their interests while rereading Keynes by dead of night to figure out what’s really happening. Instead, people generally manage to believe whatever is in their interests. And maybe not even that: I suspect that there are a fair number of small business owners who faithfully believed in Glenn Becks’s warnings of hyperinflation by 2010, quite unaware that the intimidation of the Fed has savaged their own bottom lines.
私には、それが完全に皮肉だとは言い切れない。私の経験では、知的な書物を秘かに隠し持っているような人、自らの利益のためにネアンデルタール人式の金本位制を説く一方、夜中にケインズを再読して現実に何が起こっているかを理解しているような人はあまりいない。それよりも、一般的に人々は、自らの利益に沿うものならどんなものでも信じようとするものだ。そしてそれですら違っているかもしれない。つまりかつて2010年までにハイパーインフレが来るというグレン・ベックの警告を心から信じていて、FRBのインフレに対する威嚇が彼らの純利益を損なっていることには全く気づかないような中小企業のオーナーが、たくさんいるのではないかと疑っている。

Still, thinking of what’s happening as the rule of rentiers, who are getting their interests served at the expense of the real economy, helps make sense of the situation.
それでも、今起こっていることが、実体経済を犠牲にして自身の利益を追求しようとする利子生活者の支配によるものとして考えることは、現在の状況を理解する手助けとなる。
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my experience is ...

こんにちは。himaginaryです。初めてコメントします。いつも翻訳ありがとうございます。
my experience is that...以下の文ですが、 完全に自信があるわけではないですが、自分は以下のような意味だと解釈しました。
「私の経験では、知的な書物を秘かに隠し持っているような人、夜中にケインズを再読して現実に何が起こっているかを理解する一方で自らの利益のために原始的な金本位制を説くような人はあまりいない。」
以上、ご参考までに。

No title

himaginaryさん
コメントありがとうございます。
いつもブログ見させてもらってます。特に「ポール君とグレッグ君」が毎回楽しみです。
指摘してもらった部分は、正直言って、文のつながりがよく分からなかったので、強引に訳してました。なので、himaginaryさんの文で訂正させていただきます。
今後もぜひ気軽に指摘して下さい。

No title

一般に while は語順通りに訳すべきです。従って、下記の方が妥当。
 ──
知的な書物を秘かに隠し持っているような人、(つまり)[表では]自らの利益のためにネアンデルタール人式の金本位制を説く一方で、[裏では]夜中にケインズを再読して現実に何が起こっているかを理解するような人

No title

あああさん
コメントありがとうございます。
訂正しておきます。
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