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Deficits and Interest Rates — The History/July 25, 2013

Deficits and Interest Rates — The History 財政赤字と利子率――その歴史

I occasionally see people arguing that the historical association — that is, pre-crisis — between budget balances and interest rates presents some kind of challenge to conventional macroeconomics. (Oddly, you see this from both left and right; the Wall Street Journal, for example, was very much for deficits before it was against them). But is there really any problem?
時おり、財政収支と利子率の歴史的関係――つまり、リーマンショック以前の――は、伝統的なマクロ経済学にとってある種の難題を突きつけていると主張する人を見かけることがある(奇妙なことに、この主張は左派と右派の両方で見受けられる。たとえば、ウォール・ストリート・ジャーナルは反対派に回る前にはすごく財政赤字容認派だった)。でも、本当に何か問題があるんだろうか?

Let’s start in the mid-1980s; huge changes in expected inflation make it harder to parse what went before. Here’s what you see (the fiscal balance is shown so that an upward movement is a fall in the deficit or a rise in the surplus):
1980年代中期から始めてみよう。予想インフレ率の急激な変動のために、それ以前の出来事は診断するのが難しいから。それはこんな風に見える(財政収支は、財政赤字が縮小した時か、財政黒字が拡大した時に上昇するよう示されている):

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青線:財政黒字または財政赤字の対GDP比(左目盛り)
緑線:3ヶ月物アメリカ国債の流通市場利回り(右目盛り)


Clearly, the association goes the “wrong” way: bigger surpluses (lower deficits) are, on average, associated with higher, not lower, interest rates. Macroeconomics is all wrong!
明らかに、この関係性は「間違ったほう」を向いている:平均的に、財政黒字が拡大すればするほど(財政赤字が縮小すればするほど)利子率は低くなるのではなく、高くなっている。マクロ経済学は全て間違ってるんだ!

Or maybe not. Look at the recession bars — and bear in mind that each recession over this period was followed by an extended “jobless recovery” that felt like a continuing recession, and was met with further Fed easing. What’s really going on here is that the business cycle is driving both deficits and interest rates. The recession of 1990-91 (driven by the S&L crisis and a burst bubble in commercial real estate) drove up the deficit, and also led to Fed easing; the recession of 2001 (dotcoms and telecomms) did the same; the recession of 2007-9 (end of the world, basically) did it on a scale that pushed the deficit to record levels and interest rates down to zero.
いや、たぶん違うよ。不景気の時期を示す灰色の帯の所を見ていただきたい――そして、それぞれの景気後退期の後に不況がこの先も続くことを予期させる長期の「雇用なき景気回復」が続いたため、FRBの金融緩和も延長されたことも心に留めてほしい。ここで本当に起こっているのは、景気循環が財政赤字と利子率の両方を動かしているということだ。1990-91年の不況(S&L危機と商業用不動産のバブル崩壊によってもたらされた)は財政赤字を押し上げ、そればFRBの金融緩和へとつながった。2001年の不況(ドットコムバブルとテレコムバブルの崩壊)でも同じことが起きた。2007-9年の不況は財政赤字を歴史的な水準へ押し上げ、そして利子率をゼロにまで低下させるほどの規模で、それと同じことが起こった。

There isn’t a puzzle here unless you insist on believing that budget deficits are events that have nothing to do with what is going on in the larger economy.
財政赤字はこの拡大する経済の中で実際に起こっていることと一切関係がない出来事だと主張するのでもない限り、ここに謎は存在しない。


後書き:藤井聡教授のこのFacebook記事を見て、これを思い出したので翻訳。
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