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New Frontiers in Economic Barbarism/December 23, 2011, 4:15 PM

New Frontiers in Economic Barbarism 経済学的野蛮主義の新境地

I’ve written quite a lot about the way much of the macroeconomics community has descended into a Dark Age, forgetting the things they used to know. I was originally set off by the way some economists were propounding Say’s Law ― the idea, refuted 75 years ago, that all income must be spent and hence that supply creates its own demand ― as a profound insight, somehow missed by three generations of economists.
僕は、マクロ経済学の共同体のほとんどが暗黒時代へと落ちていて、かつて彼らが知っていたことを忘れてしまったことについてたくさん書いてきた。元々、それを始めたのは、何人かの経済学者がセイの法則―全ての所得は必ず支出されて、それ故に供給はそれ自身の需要を作り出すというアイデアで、75年前に論破されている―を、どうしたわけか3世代の経済学者によって見過ごされてきた深遠な洞察として提示していたからだ。

Well, new forms of acquired ignorance keep surfacing.
まあ、獲得された無知の新形態は次々とわいてくる。

Matthew Yglesias finds John Cochrane ridiculing the notion that devaluation makes it easier to bring a country’s relative wages down, whereas the empirical evidence is overwhelming that devaluation does, in fact, do just that.
マシュー・イグレシアスが発見したんだが、ジョン・コクランは切り下げがその国の相対的な賃金を引き下げることを容易にするという考えを嘲笑している。ところが、実証的な証拠は、圧倒的に、切り下げは実際まさにその作用があることを示している。

Now, Yglesias has some fun with Cochrane’s violation of the extended version of Godwin’s Law, which says that the first person to mention either Weimar or Zimbabwe in a discussion of current issues loses. But Matt’s main point is that there are very good reasons why changing relative currency values is a lot easier than changing the whole structure of nominal wages and prices:
今、イグレシアスは、コクランが、現下の問題に関する議論の中で最初にワイマールやジンバブエに言及したものが負けになるという、ゴドウィンの法則の拡張版に違反していることを面白がっている。だが、マットの主要なポイントは、相対的な貨幣価値を変えることが、名目賃金や名目価格の全構造を変えるよりもずっと簡単なのにはすごくいい理由があるということだ:

Depreciation makes vacations in Spain cheap, it makes Spanish exports cheap, and it makes it attractive for rich foreigners to actually go buy up excess Spanish housing stock to use as vacation homes and such. Everyone’s taken a hit, but they’re back on the path to growth.
切り下げはスペインでのバカンスを安くする、スペインの輸出を安くする、そして、金持ちの外国人にとって、スペインであり余っている別荘などに使える住宅ストックを購入することが魅力的になる。そして、全ての人が損害を受けるが、彼らは成長への道に回帰することになる。

The other alternative ― the road we’re actually traveling down ― is one in which all of these adjustments need to happen piecemeal. To make the same adjustment happen, every single contract in the country needs to be piecemeal renegotiated. That’s every town budget, every cell phone plan, every commercial lease, every salary, etc. It’s not “impossible” but it’s a logistical and political nightmare. And it takes time. During that time instead of everyone working harder because they’re poorer and more indebted than they realized and need to raise their incomes what happens is that 10-20 percent of the population does nothing because they can’t find jobs.
もう一つの代替案―我々が実際に歩んでいる道―では、この調整の全てが一つずつ起こる必要がある。同じ調整をするために、その国の全ての契約書を再交渉する必要がある。それは、全ての町の予算、全てのケイタイのプラン、全ての商業リース、全ての給料、などなど。それは「不可能」ではないが、流通的、政治的な悪夢となる。そして、それには時間がかかる。その間、必要とする所得以上に、貧しくなって借金が増えたから皆が一生懸命働こうとしても、人口の10-20%が職を見つけられないために何もすることがなくなってしまう。


Quite. What Matt may not know, however, is that this is a classic argument in international macro, and the person who made it best was …. drumroll … Milton Friedman. Here’s a snip from Friedman’s 1953 essay “The case for flexible exchange rates”:
そのとおり。しかし、マシューは知らないかもしれないが、これは国際マクロの古典的な議論であり、それを一番うまく提示した人物は…ドラムロール…ミルトン・フリードマンだ。ここで1953年のフリードマンのエッセイ「変動為替相場の擁護論」から抜き出してみよう:

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変動為替相場を擁護する論拠は、奇妙なことに、サマータイムを擁護する論拠とほとんど同じだ。まったく同じ成果を達成するために、全ての個人の習慣を変えるよりも、夏に時計を変えるというのは馬鹿げたことだろうか? 必要なのは、全ての人が一時間早く会社に来たり、一時間早く昼食を取ったりするように決めることだけだ。だが、皆がそれを望んだとしても、それぞれが時計に対するパターンを別々に変えるよりも、全ての指針となる時計を変えるほうが明らかにずっと簡単だ。その状況は為替市場でも全く同じだ。内的な価格構造を共に構成している多数の価格の変化に頼るよりも、一つの価格を変化させること、すなわち、外国為替の価格を変化させたほうがずっとシンプルだ。


Is it really possible that people at the University of Chicago have unlearned not only Keynes but Friedman? Alas, yes.
シカゴ大学の人々がケインズだけでなく、フリードマンも学んでいないなんて本当にありえるのだろうか? 悲しいけど、あるんだよ。
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