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Default In A Liquidity Trap (Very Wonkish)/July 25, 2011, 3:26 PM

Default In A Liquidity Trap (Very Wonkish) 流動性の罠にある時のデフォルト(超オタク風

Nick Rowe asks a good question: if we took our models seriously, what would we expect the effects of threatened default to be on the larger economy? His answer is that expected default should work just like expected inflation, which means that if anything it should be favorable right now.
ニック・ロウが良い疑問を発している:もし、我々の経済モデルを真剣に受け取るなら、切迫したデフォルトは、より広範囲な経済にどのような影響をもたらすと予想されるのか? 彼の答えは、予想されたデフォルトは予想されたインフレと同じような働きをするというものであり、それは、今現在では、どちらかと言えば、好ましいものであることを意味する。

I think this is wrong ― but in an interesting way.
それは間違っていると思う―だが、興味深いものがある。

It’s true that, say, a 1 percent possibility that your bond holdings will become worthless within a year is similar to the expectation that inflation will erode those bonds’ real value by 1 percent over the next year. But inflation doesn’t just erode the value of bonds; it also erodes the value of cash. And that’s why expected inflation can help in a liquidity trap: it makes sitting on cash less attractive. The threat of default doesn’t do that. As far as I know, we’re not talking about a loss of confidence in pieces of paper bearing pictures of dead presidents. And that’s why the threat of default isn’t equivalent ― and not expansionary.
例えば、所有する債券の価値が1年以内に1%の確率で消失するという可能性は、インフレが次の年にわたって債券の実質価値を1%侵食するという予想と似ている。だが、インフレはただ債券の価値を浸食するだけでなく、現金の価値もまた侵食する。そして、そういうわけで、流動性の罠にある中では、予想されたインフレは役に立つ。つまり、それは現金を寝かせておくことの魅力を減少させる。デフォルトの脅威ではそれが全くない。私の知る限り、我々は死んだ大統領が載っている紙切れに対する信頼の喪失について話していない。そして、それゆえに、デフォルトの脅威とは等価ではない―そして、それは景気を拡大しない。

In fact, I’d argue that it is in fact contractionary, because it raises interest rates even in a liquidity trap. How, you ask. Well, here’s a first cut.
実際に、それは事実として景気を縮小させると私なら主張するだろう。なぜなら、それは流動性の罠にあってさえ、利子率を引き上げるから。どうやって、あなたは聞くだろう。ああ、ここからは初披露になる。

What we normally say in a liquidity trap is that the Fed is keeping short-term interest rates at zero, which is as low as they can go because below that cash dominates bonds. And the Fed achieves that zero rate by being willing to buy short-term government debt whenever the rate threatens to rise above zero.
通常、流動性の罠の中で言われていることは、FRBが短期金利をゼロに保っているのであり、それは可能な限り最も低い利子率であるということだ。なぜなら、それ以下になると、現金のほうが債券よりも有利になってしまう。そして、利子率がゼロ以上になる恐れがある時にはいつでも、FRBが進んで短期政府債券を買い取ることによってゼロ金利を達成する。

But now introduce the threat of default. This makes short-term debt worse than cash, unless it offers a sufficiently positive interest rate. Yet we’ve just posited that the Fed is ready to buy bonds to keep the rate at zero. So what happens? In a simple model, investors sell *all* short-term US debt to the Fed.
だが、今、デフォルトの脅威を導入してみよう。これがあると、十分な額の利子率が提示されない限り、短期債券の価値は現金以下になる。だが、我々は先程、金利をゼロに保つために、FRBが債券を買い取る用意ができていると仮定したばかりだ。そうなると、何が起こる? シンプルなモデルでは、投資家は*全ての*アメリカ短期国債をFRBに売る。

Then what? In practice, the hawks at the Fed might force Uncle Ben to stop the purchases, out of fear of too great an expansion in the monetary base. (Misplaced fear, but never mind). But suppose the Fed does in fact buy all the short-term debt. Then there is no longer a market interest rate on that debt. But there is still a “shadow” rate, the rate at which private investors would be willing to buy short-term US debt ― and that rate can easily go well above zero.
その時、何が起こる? 実際に、FRBのタカ派は、マネタリ・ベースの膨張が大きくなりすぎる恐れから、ベンおじさんが国債を買うのを止めさせようとするかもしれない。(見当違いな恐れだが、ここでは気にしないでいい)。でも、実際にFRBが全ての短期国債を買い取ってしまうと想定しよう。その時、その国債には、もはや市場利子率が存在しないことになる。だが、「影の」利子率はそれでも存在する。それは、民間の投資家がアメリカ国債を進んで買うような利子率だ―そして、それは容易にゼロよりずっと高いものになりうる。

This shadow rate, in turn, is ― if I’m getting this right ― the rate that feeds into the determination of longer-term rates. So we should expect rates to rise all along the term structure.
次に、この影の利子率は―私が正しく認識しているなら―長期利子率の決定にも波及していく。だから、あらゆる期間構造の利子率が上昇すると予想すべきだろう。

What gets tricky here is the question of whether private borrowing costs rise in tandem. For corporate bonds, maybe not. But the GSEs pay rates that are tied to the cost of government borrowing, and they are the main sources of housing finance, so mortgage rates would probably rise.
ここで、やっかいなのは、民間の借り入れコストも一緒に上昇するかという問題である。社債に関しては、たぶんそうではない。だが、政府援助法人の払う利子率は、政府の借り入れコストとつながっているので、それが住宅金融の主要な源泉であることを考えると、住宅ローン金利はおそらく上昇するだろう。

There’s also, by the way, the question of what happens to the functioning of financial markets. Anil Kashyap tells me that everything will collapse, because repo depends on Treasuries as collateral. But why not just use cash instead?
ところで、金融市場の機能に何が起こるかという問題もある。アニル・カシャプは、全てが崩壊するだろうと言う。レポ取引(買い戻し条件付取引)は担保としての財務省証券に依存しているからだ。でも、代わりに現金を使えばいいだけじゃないの?

Hey, this is fun! But, you know, I’d rather not test the analysis in practice.
そう、これはおもしろい! でも、私はこの分析を実際に検証せずにすむ方がむしろいいんだよ。


翻訳の感想:Uncle Benは、ベン・バーナンキFRB議長のこと。


追記:「まだ、金利をゼロに保つために、FRBが債券を買い取る用意ができていると仮定しておこう。」を「だが、我々は先程、金利をゼロに保つために、FRBが債券を買い取る用意ができていると仮定したばかりだ。」に差し替え。
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No title

翻訳ありがとうございます。お疲れさまです。
一点気になったのですが、

But inflation doesn’t just erode the value of bonds; it also erodes the value of cash.

は、not only A but also B構文の変形で、
「だが、インフレはただ債券の価値を浸食するのみならず、現金の価値もまた侵食する。」
ではないでしょうか。
実際にインフレで現金の実質価値は目減りしますし、その後の文中に
「それは現金を寝かせておくことの魅力を減少させる。」
と書いてあるのとも整合的になります。

No title

prisonerofroadさん
ご指摘ありがとうございます。
また初歩的な誤訳をしてしまいました。
また宜しくお願いします。
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